マイク専門用語①
・指向性
マイクが音を捉える方向を言う。
全方位だったり前方のみだったり。
実は超単一指向性(スーパーカーディオイド)は真後ろの音を拾う
・オンマイク
ドラムの打面、ギターアンプのスピーカー真ん前、ボーカルの口元など、音が出るものの真ん前でそのものを狙うマイク。指向性がある程度限られてるものを使う。
・オフマイク
ある程度撮りたいものは決まっているが離して撮るマイク。バスドラの打面はオンマイク 、出口の穴付近はオフマイクと言える。指向性は広めでもよく、アンビ気味のオフマイクの場合は無指向性のものを使うこともある。
・アンビエンスマイク
遠くから全体を録音するマイク。オフマイクよりもっと遠いイメージ。無指向性のものを使うか、単一指向性のものを離して使う。
・ダイナミックマイク
入ってきた音をダイヤフラム(振動板)の振動で電気信号に変換する。比較的丈夫。音に鈍感な傾向があり、パーカッションやベースのレコーディングに使われることが多い。ライブではボーカルマイクとしても使われる。SM57.58やMD421、ATM25などが有名。
・コンデンサーマイク
入ってきた音をダイヤフラムが拾い、振動によってコンデンサーの電圧変化によって観測し、電気信号に変換する。いわゆるエフェクターのMOSFETバッファ回路と同じ感じ。電源(バイアスDC)が必要で、ファンタム・ファントム、48vバイアスなどと言われる。比較的もろく湿気でダメになる。感度抜群なため繊細な音の録音に向いている。ボーカルやパーカッションの金物、ドラムのオーバーヘッドやアンビエンス、ギターのオンマイク等のレコーディングに使われることが多い。AKG C414、AT4040、U87Aiなどが有名。
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